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SANTS FOREVER  written by Daisuke Miyajima.

スペインはバルセロナのど真ん中にある超有名スポット、サンツ駅。ここは色んなビデオにしこたま出ているので見た事ない人はおそらくいないだろう。それほど迄に有名なスポットがスケートスポットとしての幕を閉じた。

理由は都市開発。駅の周りを一度ぶっ壊して、駐車場を増やし、段差等をなくしてのっぺりさせようって計画らしい。スケーターにとっては面白くない。

正確に言うと工事の後、そこでまた滑れるかもしれないので完全に場所が無くなった訳ではない、しかし工事後に滑れる場所が出来るという保証もなければ、怒られないという保証もない。

今迄は怒られるとか、滑れないとかは無縁の場所だったのだ、日本に住んでるボクから見ればそっちの方が奇跡に近い。公共の場所にスケート用のレールを打ち込んで何も言われない大都会の駅前なんて、全くおかしいでしょう。サンツはそんな場所だったのだ。

遠くからバルセロナにくる電車の殆どは、このサンツ駅にとまる、いわば東京駅や上野駅みたいなもんだ。

毎日スケーターがいるので、電車でバルセロナに着いた人はまず一番最初にスケーターを目にするのだ。スケートボードをしない人はスケーターを見てどう思うのだろう? カッコいい?? 何やってるんだ? うるさい? 怖い? まあとにかく街の第一印象がスケーターとは街側も全くかわいそうだ。

しかしここはスペイン、慣れない旅人を狙ったスリや置き引きが半端じゃない、大体の人が目を離した隙に荷物を持っていかれる。そこでスケーターが面白がって「ドロボー!!」などと叫ぶと盗人は逃げていく、旅人も大助かりという訳で、きっとスケーターは良い役目を果たしていたに違いない。

ぼくはこの場所がとても好きだった。形あるものいつかは崩れる。そんな言葉があるが、崩れる事によって新しい何かが生まれて欲しいと強く思う。   SANTS FOREVER!!


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