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| UNDERGROUND ロードトリップツアー 5 written by Daisuke Miyajima. |
![]() 田舎道には超不自然な建物、ソコから流れてくる爆音のパンクミュージック、裏手にはミニランプと大勢の人たちとバーベキューの良い香りがボクらを待っていた。 ここはアラバマ州コールマンにあるGREEN SKATEHOUSEだ。早速店内に入るとめちゃめちゃな格好をしたパンクバンドの生演奏と沢山のビールに迎えられ、まずはいっき飲みで喉を潤すと、ミニランプでしばらく夢中になった。滑っているとすごい風貌のおっさんを発見した。あごが半端じゃない突き出ているのだ。 ラウルがボクのそばまで寄って来て、「おい、おいってば!」 「何?どーしたの?」 「あのおっさん見てみろって、超アラバマじゃねえ??」と、笑いのネタにしていた。おっさんは気づかずに喋ってくるのだが、なにせ顔が面白い。こっちも勝手に愉快になっていってしまうのだった。 沢山の子供達と戯れた後は、ショップオーナーの家に泊まる事になっていたので、家に向かうとソコで、またもやパーティーが開催されている様子で、更に裏庭には2つもミニランプがあるじゃないか。 そして家のドアには「BEER HERE!」「SKATE OR FUCKIN' DIE!」等と過激な文字が書かれていた。 家の中はスプレーで書かれた文字やらどこの国から持って来たかも分からない様な置物、トイレなんて赤と黒の碁盤の目模様で入っただけでぶっ飛んでしまいそうな物だったし、冷蔵庫を開けるとビールがその殆どの場所を占領しているではないか。このオーナーは本物のアメリカンだ。ハーコーだ、ただモンじゃあない。そう判断した。 次の日の朝だった、パーティーに来ていた人も皆いなくなっていてボクらだけ、誰かがミニランプを滑り出したら寝起きセッションが始まってしまった、少し滑っていると、ボクが思いっきりこけてボトムに顔から落っこちた。 バキッー!! 変な音がしたがすぐに歯が折れたのだと自覚出来た。そんなに痛みは無いが歯が折れた顔でニターっと笑うとこれ以上間抜けな顔はないだろうってくらいに仕上がったようだったので、写真を一枚パシャリ! ココで歯を折ったのはおめえがこれで3人目だ! とオーナーに言われた。きっと彼の記憶にボクってアホな日本人の記憶は深く刻まれたに違いない。全くめでたい事だよホント。 |
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| オーナーとその奥さんに挨拶をして、近くのメキシカン屋さんにはいると、メニューにマルガリータが$2と乗っている。安くても$5はするマルガリータが何故こんな破格?? 聞いてみるとすごい事が判明した。この市ではアルコールを売る事自体が認められてないのだった、そんな市ってあるの?アラバマ州コールマンはそんな所だったのだ。 そう考えると昨日のオーナーの家のドアにあった「BEER HERE!」のサインが納得出来る。そしてボクらはオーナーがわざわざ隣の市まで買いにいった沢山のビールを飲み干したという事になる。改めて彼に感謝の気持ちがこみ上げて来た。 そんな思いを胸に一同は次の目的地であるミシシッピ州の首都ジャクソンへと向かう。ミシシッピ州というのはアメリカの田舎の代名詞みおいなところらしいが、ワッフルハウスというチェーンレストランにはいると、思いっきりそれを感じる事になった。 ボクはソコの店員の太った女の子が(ミシシッピはアメリカで一番太った人が多い州4人に一人は肥満だというから驚き)他のお客さんと話してるのを聞いていた。ものすごいおかしなアクセントだった。 「飲み物は何にしますか?」「うーーんなにか甘い物がいいな、でも炭酸はもう飲みたくねぇなー」「フルーツジュースならありますよ」 「いやチョコレートシェークとかないの??」「、、、、、、それはうちのメニューには、、。 あ!ちょっとまってください、チョコレートケーキとミルクならありますけど、それで作ってみますか?今日は主任もいないし。」「なんて良い事思いつくんだ君は! それをもらおう!」 「はいちょっとまっててくださいね。」 そういうと店員は冷蔵庫からたっぷり「生クリームののったチョコレートケーキとミルクをだしてきて、それをミキサーにかけだした。ミキサーはウィーーーーンと音をたててシェークらしきものを作り出したが、ボクにはジャンクにしか見えなかった。 あらー 素敵!以外とちゃんと出来るのね」 ー いやどこが?「わーおぅ すごいこれ すごいよ 飲んでみるね、、、、、、、、、美味いッ シェイクだよ!」 ー 絶対まずいだろ ボクはおかしくてしょうがなかったがあえて何も言わずにみていたら、店員の女の子はなんと自分用にもう一つフェイクなシェークを作り出した。素晴らしい発明をしたと思って興奮しているようだった。 そこへ主任らしき人物がいきなり入って来た。店員はそれをみるなり真っ青になって、自分の作ったシェーキを怪しい動きで素早く冷蔵庫にしまったのだ。 平和な田舎の光景、、なのかどうかは分からないが、面白くて笑いをこらえるのに必死だった。 夕方6時首都ジャクソンでのデモは始まり得に怪我人も出ずに終了した。ここもインドアーパークだったが メンフィスのパークに比べると少し劣る。膝が痛くて滑れなかったことがなんだか悔しい気がした。きっとツアー中で一番面白いパークはあそこだったのだ。 |
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| その日はモーテルで一泊し次の朝、一同は次なる目的地である、ルイジアナ州のレボルーションスケートパークに向かった。 ロードトリップツアー 6へ |
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